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2020/02/17 01:10
本当は動画内で説明したかったのですが、中々イメージ通りに事は運ばないもので…。笑
なので、このルアーを使うイメージをブログでお伝えできればと思い綴りました。
その内動画に出来る様に頑張ります^^
では少しお付き合いください。
ー 捕食の分類 ー
シーバスのエサの食べ方は様々だと思いますが、《ルアーを喰ってくる時の》シーバスの捕食方法を大雑把に分類すると
①待ち伏せ捕食型
ナイトゲーム全般
デイゲームでの水質(ステイン・マッディ)
セレクトルアーアクション(ローリング・ウォブンロール・S字・I字などのアクション弱め系)

②群れ狩り捕食型・ベイト包囲型
デイゲーム全般
ナイトゲームでは常夜灯周辺
セレクトルアーアクション(ハイピッチロール・ウォブリング・振動・ダート・S字などの波動系やリアクション誘発系)
(以下①、②)
に分類されている気がします。
これによって当然使うルアーも上記の様に変わります。
自分の経験上、釣れるルアーは大体①②のパターンのどちらかに特化している気がします。
キョロキョロ140Fはほぼ①寄りに特化しています。
( ②のパターンでは、シャロー帯であれば可能性あります。)
ー 待ち伏せ型のイメージ ー
①は圧倒的にナイトゲームが主体になりますが、増水して濁りが出た時、砂泥系干潟などの普段から川の栄養分が濃い場所や、汚水絡みなどで普段から水質がステインまたはマッディウォーターエリアなどがナイトゲームに近い条件に当てはまります。特に待ち伏せ型のシーバスは大型が傾向にあるのも魅力です。

ー 待ち伏せ型の主なポイント ー
シーバスが河川で流れてくるエサを待ち伏せしている簡単な場所をあげると、堰・瀬回り・橋脚明暗・ブレイクライン・ベントカーブのヨレなど他にも地形変化による場所は沢山ありますが、流れてくるベイトだけを待ち伏せているのではなくて、遡上してくるベイトを待ち伏せしているシーバスも多くみられます。その事を念頭において、上げ潮時の待ち伏せエリアも探しておくと、河川でのゲーム幅が広がります。
大潮の干潮時などや航空マップなどで地形の変化やシーバスの着き場を探してみましょう!
ー 魚へのアプローチ方法 ー
ここで大事なのが、そういった場所でのアプローチの仕方になります。バイブ系のリアクション系は別として、あくまでキョロキョロ140Fなどのミノー系で攻略する場合は、待ち伏せ系にリアクションで喰わせる意識はデイゲーム以外はあまり必要ないと思っています。あくまで【油断している様に見せかける】ことが一番大切になります。
だから変なアクションを付けると見切られてしまうのです。
良く耳にする『巻き過ぎない』とか『流れに同調させる』とかの表現の根拠はそこにあります。如何に油断している様に見せかけて待ち伏せているテリトリーに侵入させるかがキモになります。
ー レンジとルアー速度を一定に保つ ー
油断しているベイトを演じると言っても特に難しい操作は要りません。流し方が全くイメージ出来ない場合は、下げ止まり前や上げ始めなどの比較的流れが緩い時間帯を集中し、レンジやルアーの流れる速度を【なるべく一定に保ちながら】ゆっくりと流してみて下さい。

アップクロスの場合、レンジは表層なのでダウンに入ったらレンジキープを意識する感じです。
この時のタダ巻きのキモは、ルアーの引き抵抗を感じるか感じないかのスピードが理想です。そのテンションが一番不規則なアクションを起こし易い神テンションだと思っています。

基本的にはその条件で最も力を発揮するルアーなので、割り切ってそのパターンに当てはめると意外と簡単に釣れてしまいます。
流れがある場所で流れに同調させると勝手に仕事をしてくれる絶妙なバランスにしていますので、キョロちゃんを信用してもらうだけです。
自分も経験がありますが、ルアーや操作がその現場に合ってるかどうかわからないのが一番不安だと思います。ベイトがわかっていれば良いのですが、釣れない理由がベイトの入り具合だけといった場合が多いのです。フィーディングタイムは潮位やベイトが大きく関係しますので、待ち伏せ型に対しての狙う時間帯は河川の場所にもよりますが、慣れない内は下げ7分〜上げ3分まで様子は見たほうが良いかと思います。下るベイトより、上げで刺してくるベイトを待っているシーバスも多い為です。
ベイトの気配が濃厚だとチャンス大ですが、大きいルアーで駄目なら細身のルアーや小さいルアーにチェンジしてみて下さい。逆もまたしかりです^^
それでも反応がない場合はバイブレーションなどのリアクションの釣りへチェンジしてみて下さい。
ー キョロちゃんの不得意なパターン ー
②の様な群れで魚を追い回して狩りモードに入っているタイプの魚にはキョロキョロのアクションでは攻略し難いです。

ヌルヌルとかユラユラ系などのシンキングペンシル系がデイゲームで弱いのは、魚をを寄せる力が弱く、リアクションを誘発する要素(ダートや波動)がないため見切られ易いのです。
シャロー帯ならまだ可能性はありますが、ディープエリアではピッチの細かい動きやダート系などリアクション系に軍配が上がります。
あくまでデイゲームに使用する場合は【待ち伏せ型】か否かで、狙うか狙わないかを判断して下さい。
長くなりましたが、あくまで現時点での自分の回答です。結局のところドリフト釣法の基本的な内容となりましたが、制作者のイメージとユーザーさんとのイメージがシンクロすればするほど、キョロちゃんでもっと大きい魚に出会えるかと思います。
キョロキョロ140Fのアクションに自信を持ってはいますが、結局のところルアーを使い込む事によるスキルアップでしか自信は付きませんからね。笑
参考になれば幸いですm(_ _)m
今後、キョロキョロでデイゲームに効果的な使い方がわかれば是非教えて頂けると嬉しいです^^
釣果情報を楽しみにしております^^
Ridgeline 永井 晋