Hummingbird original / RED HEAD STANDARD

【 Hummingbird original】

Length 190mm Weight ±90g

” Recommend “
Ring #4〜#5
Fook STX58 #2〜#1

【Hummingbird】
シンプルな見た目からは想像出来ないほどよく飛び、多彩なアクションを持つビッグプラグです。
速い流れでも吸い付くほど水噛みが良いのに、水切れも良く、ボディサイズ特有の引き重りがありません。場所や状況を選ばず、止水域から激流域、アップクロスからダウンクロスまで、アングラーの操作次第で如何様にもなるバランスに煮詰めました。
ただ巻きはロールに不規則な千鳥アクションが入ります。そのため、変則ストップ＆ゴーだけでもリアクションバイトを誘発できる程のイレギュラーアクションが簡単に出せてしまいます。
他には、ダイビング、スラッピング、水中ドッグウォーク、ダート、慣性スライド、不意のライズアップに加え、足元まで追ってきた魚に8の字で喰わせるレスポンスまで、一見、ワンピース形状では実現不可能と思われがちな自由度と爆発的な飛距離を実現しており、ビッグプラグの中でもリサーチ範囲はクラストップレベルだと自負しています。
次世代のプラッキングゲームに一石を投じるビッグワンピースミノーです。

タックルに関しては、ルアー重さに対してキャストウエイトにゆとりのあるロッドと、ひと巻き100cm以上のXGギアを搭載したリールを合わせてご使用していただくと、より性能を引き出せます。


【ルアー開発経緯】
キョロキョロ140Fの開発途中で爆発的に釣れた原型(真打ち)がありました。その当時は見た目にインパクトに欠けていたため採用を見送り、当時はほぼ無かったフラットボディの現行(キョロキョロ140F)をリリースしました。
その後、キョロキョログランデをリリースした後に、真打ちだったボディを3年前に引っ張り出し、サイズを引き伸ばしたサンプルを何個か作りましたが、普通過ぎてとてもじゃありませんが納得いく物にはなりませんでした。それから1年後にヘッド形状を一からやり直すと、長年イメージしていたアクションに辿り着きます。そこから更に1年間バランスを見直し、ワンピースミノーながら、複数のアクションの融合に成功。真打ちを超えた全く新しいミノーとして生まれ変わりました。

【for Big Pluggers】
過去に様々なルアーが開発され、現在のシーバスシーンへ受け継がれてきた軌跡。ルアーサイズも年々大きくなり、プラグと呼ばれていた物よりアクションもリアル化に進み、ビッグベイトやジャイアントベイトと呼ぶようになり、最近ではプラッキングシーバスといった言葉もほぼ聞かなくなりました。
昔のシーバスプラッキングゲームの楽しさはなんだろう？と考えた時、手探りの時代というのもありますが、バスルアーほどアメリカの影響も少なく、重心移動システムなど、日本独自の発展も大きかったのではと思っています。後はあの多種多様のバラエティにとんだミノーの種類や玩具感だったのではないでしょうか。あまり過去を意識した事はありませんでしたが、ハミングバードを開発している時にふと古き良き時代を思い出しました。もう飽和寸前のジャンルですが、サイズ感を含めて個人的には見えなかった壁を破れた気がしています。それを古くからのシーバスプラッガーの皆さんに確認して欲しい。届かなかった手付かずのポイントへ連れて行ってもらいたいのです。
手探りだった過渡期の時代に戻って、また新しい発見を体験してもらえれば最高です。

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