KYORO KYORO GRAND / Natural rainbow
¥17,600
SOLD OUT
鮎カラーに続き、ナチュラルカラー第二弾目は虹鱒にしました。ナチュラルグリーンバックに、赤いラインとフラッシングが相まって、独特のアピール力があります。是非フィールドに連れていってみて下さい。
Length 200mm
Weight 130g± (リング・フック無し)
1.6mm SUSワイヤー使用
Body material 硬質発泡ウレタン
貫通ワイヤー + インナープレート強化構造
推奨(別売)
SPLIT RING : #6〜7
HOOK : STX-58 size 1/0 or SPH 1/0〜2/0
『Break the record』を叶えるモノに値するかどうか。それに挑戦する人だけが使ってもらえれば良いといった極端な思想で作りました。
開発当初は、1ピースボディ・100gオーバーで『ぶっ飛ぶ』そして『釣れるアクション』のみを追ってましたが、今ではボディサイズによる浮力と浮角度バランスによる恩恵で、微力ながらトップ的な使い方ができる『自由度』が加わりました。
ただし、だれでも簡単に扱えるといったモノとして開発をしていません。ビッグベイトを高切れしないように投げられる技術、操作技術などなど、基本的なスキルは必要となります。
【飛距離】
ほんの少しの追い風が吹いた時にフルキャストで83mを記録しました。平均は70m前後。
200mm・140gのプラグに固定重心 + 釣れるアクションを保持させたままぶっ飛ばすバランスを見出すには、既存のルアーの背中を追っていては見えてきません。まず開発にすら取り組もうと思わないジャンルだろうと思っています。
フルキャスト時に怖いのが『ラインの高切れ』なんですが、このルアーの飛行姿勢は抜群に良いため、失速がほぼありません。普段からラインチェックをしたり、ロッドの反動を生かすキャストが出来てさえいればこんなバックラッシュし難いルアーは無いとさえ感じます。言葉ではなんとでも言えてしまうので、実際投げてもらえればわかると思います。
徐々に初速を上げるキャスト練習やキャストフォーム、キャスト時にロッドのバット部分を意識をして曲げるイメージでいけば、誰でも超飛距離を体感してもらえると思っています。
【アクション】
アクションに関しては、140Fと基本は同じく脱軌道フラつきロールアクション?(定義なし)なんですが、よく釣れる140mm系のふらつきアクションを持ちながらも、140mmのボリューム感では反応しない魚をその気にさせる力があります。
キョロキョロ140Fはナイトゲームのコノシロパターン時はよく釣れますが、デイゲームは全く・・・でした。グランデもアクション的にデイゲームは不向きと思っていましたが、この大きさには何故かシーバスは反応するのです。単純に大きさや質量が上がる事での波動も関係しているなと感じました。といってもリアクションが中心のデイゲームでは寄せる力は弱く、居る魚にある程度口を使わせられるといった程度なんですけどね。少し操作が難しいのですが、軽いタッチでのダイビングアクション〜ミノーイングやベイトリールではエクストラハイギアでのデジ巻きなどで使ってみてください。
基本はマズメ〜ナイトゲーム中心のドリフトゲームです。140Fより流れを必要としていないので、ただ巻きでもよりレンジが入りやすく、反応も良好です。
定石ではルアーの大きさや質量が増すと比例して不自然な違和感も大きくなるのですが、このルアーは元々流れの中で釣れるアクションを発動する設計なので、大きくなって水当たり面積が増えた分、ただ巻きでも魚を十分に反応させる事が可能になりました。もちろん流れの中でも釣れるアクションを保持したままでの話です。
ベイトフィッシュライクな音が出るダイビングアクションを連続してみたり、ストップ&ゴーをさせながらドリフトなどを試してみてください。軽いタッチで動くため操作間隔が掴み難いのですが、このアクションは明暗やヨレのあるシャローエリアでの反応が凄まじく、特にアカメには効果絶大です。ペンシル系より圧倒的にミスバイトが少なく、スレにも比較的強いと感じています。ただ、アップ&ダウンクロスでラインが先行したり、弛みが大きいほどミスバイトは多かったので、魚が乗らない時はラインメンディングを意識してみてください。
『Break the record』
記録を塗り替える為に創ったルアー
使いこなせるまで時間を要するルアーだと思いますが、皆さんが夢を叶えられる事を心から願っております。
ルアー質量や製作工程数は140Fの約3倍。
どうしても製作を急ぐ事ができません。
Designed by 永井 晋